2017年08月07日
昭和には戦争があったね(今日の国語の時間)
今日の国語の時間には「青い目の人形」のお話をしました。
昨日は広島の原爆投下の日。テレビでそれを見ていた子どもたちが平和の尊さについて学べるまたとないチャンスです。日本に実際に残っている「青い目の人形」の数や日本から贈られた日本の人形のお値段!?などの雑学も挟みながら、大人がけんかしても、子どもたちは仲良くできるといいな、と心から思いました。・・・もっとも殆どの大人たちもけんかなんかしたくないのだけれど。
そのあと、枕草子の春の段を聞きました。今日は自然に口真似してみようとする子どもたちも出てきたので、暗誦させてみました。
和語独特の柔らかさ、難しさ。意味はまだあまり教えません。言葉になじませることが今の目標です。耳だけで聞いた言葉を音声として声に出してみる。英語の塾でやり慣れている子どもたちですので、わりとすんなりできるようです。
Nさんなんかは、ほぼ一発で諳んじることができました。(すばらしい!)
無理強いはしません。なんとなく、口になじむ、今はそれで充分だと思います。なんとなく、聞いたことのあることば。昔の人から脈々とつながる日本人のこころ。
昔の人とはおしゃべりできないけれど、こんなふうに繋がることができる、という体験を今は大事にしたいと思います。
Posted by ibasyorobe at 14:54│Comments(0)